再生可能エネルギー買い取り 国民負担1人7,000円弱
経済産業省は3日、太陽光など再生可能エネルギーの全量買い取りに関する
プロジェクトチームの会合を開き、制度を導入した場合の普及量や負担額の
試算を公表した。
買い取り価格を高めに設定すれば、普及に弾みがつくが、企業と家庭の負担も増し、
民間の負担は最大で年間8227億円に上る。政府が掲げる温暖化ガス削減目標を
達成しようとすれば、負担はさらに膨らむ可能性もあり、
政府は難しい判断を迫られそうだ。
経済産業省は、2009年8月31日に「太陽光発電の新たな買取制度」として、日本版固定買取制度の開始を正式に発表しました。
これにより、2009年11月1日より2倍買取が開始されました。
この制度は、「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に
関する法律(エネルギー供給高度化法)」で定められた内容で行われますので、政権交代の有無に関わらず実施されます。
経済産業省は3日、太陽光など再生可能エネルギーの全量買い取りに関する
プロジェクトチームの会合を開き、制度を導入した場合の普及量や負担額の
試算を公表した。
買い取り価格を高めに設定すれば、普及に弾みがつくが、企業と家庭の負担も増し、
民間の負担は最大で年間8227億円に上る。政府が掲げる温暖化ガス削減目標を
達成しようとすれば、負担はさらに膨らむ可能性もあり、
政府は難しい判断を迫られそうだ。
経済産業省の近藤洋介政務官は12日、電気新聞の単独インタビューに応じ、再生可能エネルギーの全量買い取り制度について、本格実施が11年度になると の見通しを明らかにした。
現行の太陽光余剰電力買い取り制度から買い取り対象を広げるのに伴い、法制面での手当てが必要になる公算が大きい。
来年1月召集 の次期通常国会に新法を提出し、11年度に新制度を開始する方向だ。
経済産業省の住宅向け太陽光発電の補助金(概算要求額412億円)が27日、行政刷新会議の「事業仕分け」で、
予算計上を見送るとの結論になった。同省内で検討が始まっている再生可能エネルギーの全量買い取り制度へ再編することなどが求められた。
住宅用太陽光発電に対する補助金は1キロワットあたり7万円で、標準的な太陽光パネルなら25万円程度になる。
制度を始めた今年1月からの申請件数は10万件を超え、7~9月の住宅向け太陽光パネルの出荷量も前年同期の2.7倍に拡大している。
一方、政府は11月から、太陽光発電の余剰電力を従来の2倍の価格で買い取ることを電力会社に義務付ける制度を導入。
経済産業省は、再生可能エネルギーの全量買い取り制度の導入を検討するにあたり、同制度に対する意見を広く公募する方針を固めた。
経産省はあす6日に、全量買い取りについて検討するプロジェクトチーム(PT)を立ち上げる予 定だ。
同PTでも、経産省の10年度税制改正意見をまとめる過程と同様、公募で選んだ団体や個人から意見を聞き取ったうえで議論を進める。
電気事業連合 会、風力発電事業者や太陽光発電関連の業界団体、消費者団体などが参加する見込みだ。
菅直人副総理・国家戦略担当相は31日、民主党本部で講演し、家庭などが発電した太陽光発電の全量を電力会社が購入する
「固定価格買い取り制度」を来年度にも導入する考えを表明した。菅氏は同制度について「国が1円も使わないで太陽光パネルがわっと増える」と指摘。
環境対策としてだけでなく、財政支出を伴わない景気対策としての効果も期待できると強調した。