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パネルの系統について

2016/03/16

  • 画像:タグ太陽光発電システム

太陽光パネルを構成する上で非常に重要になる配線系統。
この系統によっては、発電量や費用が少なからず左右されます。今回はこの系統についてご紹介していきます。

そもそも系統とは

画像:太陽光系統図

そもそも太陽光システムの系統とは何を指すのかと言いますと、パワコン1台に対しての接続箱、パネル回路の割当のことを言います。
パワーコンディショナー1台に設置できるパネル枚数は決まっており、接続箱に入力できる回路数も 決まっているので、その中でご自宅にあった最適な「系統」を考えなければなりません。

系統の考え方

系統を考える上で重要になるのがストリングです。
ストリングとは、太陽光が発電する上で十分な電圧を得るために必要な太陽光パネルを直列で 繋いだグループのことを言います。そのストリングを並列に合わせて発電する仕組みです。

このストリングはメーカーごとに決まっており、その基準に沿った構成が不可欠です。
例えば、1ストリングに最大7枚と決まっているのに10枚を設定するのはできないということになります。系統を考える場合にはまずこの基準となるストリングをメーカーに確認する必要があります。

画像:太陽光系統図

そして、次に屋根に対してどのような配置になっているかを見てみます。

基本的に発電した電気をパワコンに送る際にそれぞれの回路からの電圧を同じにする必要があり、各ストリングからの電圧が異なる場合は接続箱内で電気をまとめた際に大きなロスが発生します。
そのため、基本的に系統を考える際は、可能であれば同じ枚数でストリングを組むのが好ましくなります。

下記のような西面・東面・南面に配置する場合ではそれぞれの面が全て同じ枚数に出来るとは限りません。その場合に方角が違う面でつないで回路を合わせれば…と考えてしまいますが、方角が違う面で直列回路を組むことは基本的にメーカーの設置基準で不可になっています。

画像:パネル配置と系統の関係

そこで、こういった場合に役に立つのが昇圧ユニットです。

画像:昇圧ユニットを利用した系統

昇圧ユニットは上の図のように枚数が足りていない回路に対して電圧を上げて調整し、出来る限りロスを減らすという役割があります。昇圧ユニットのおかげでこのように複雑な回路の場合でもロスを減らして設置することが可能です。

影の影響

太陽光を設置する際に隣家や電柱など、どうしても影がかかってしまう場合があります。影がかかると皆さんご存知の通り発電量が著しく落ちてしまいます(下図左側)が、そんな場合でも系統の組み方で発電量のロスを少なくすることが可能(下図右側)です。

画像:影を考慮した系統設計
画像:影のかかった太陽光パネル

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