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電力自由化について

2016/03/21

  • 画像:タグエネルギー業界

  • 画像:タグ太陽光発電に関わる制度

昨今、電気に関して新しい取り組みや事象が多く起きています。
その中でも一番に注目されているのが「電力自由化」ではないでしょうか。これまで、地域の電力会社に独占されていた電気小売業を、国の審査を経て登録された企業(ガス会社や通信会社など)が、一般の消費者に電気を売ることができるようになりました。

この電力自由化によって私たち消費者にどのような影響があるのでしょうか?
今回は、電力自由化について現段階でわかっていることをご案内したいと思います。

電力自由化の影響〜電気料金〜

電力自由化によって様々な予想が飛び交っていますが、実際に私たち消費者にどのような影響があるのでしょうか。
一番影響が出るのはやはり電気料金ではないでしょうか。各社様々な電気料金プランが出てきていますので、東京電力の代表的な新・旧プランで比較したいと思います。

従来の電力プラン 新電力プラン
従量電灯B スタンダードS
基本料金
(1契約あたり)
10A 280円80銭 280円80銭
15A 421円20銭 421円20銭
20A 561円60銭 561円60銭
30A 842円40銭 842円40銭
40A 1,123円20銭 1,123円20銭
50A 1,404円00銭 1,404円00銭
60A 1,684円80銭 1,684円80銭
電力量料金
(1kWhあたり)
最初の120kWhまで(第1段階料金)
19円43銭
最初の300kWhまで
23円40銭
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金)
25円91銭
300kWh超過
30円02銭
上記超過(第3段階料金)
29円93銭
最低月額料金
(1契約)
230円86銭 最初の300kWhまで
23円40銭

まず、基本料金は変更はありませんね。しかし、電力量料金が三段階と二段階なので一概には言えませんがトータルとして値上がりしています。他のオール電化用のプランなども軒並み値上がりしています。

みなさん、「電力自由化って競合ができて安くなるんじゃないの?」と思っていませんでしたか?(私はそう思っていました。)各社ともセット割りやポイント還元などの特典もありますが、実は、電気料金自体は今までの電気料金よりも高いプランで発表しているのです。

何故安くならないのかいろいろと調べてみました。すると、各社とも発電した電気をどのようにして送るかといいますと、既存の電力会社から分離した配送電会社(発送電分離)の電線や電柱を使わせてもらって私たち消費者に電気を送る仕組みなんですね。
そこにはどうしても配送電会社に対する電線や電柱の使用料が発生しているわけです。従来は、発電・配送電を一括で対応していたものを完全に分社化してしいますので、その分、配送電網の使用料等のコストがかかってしまいます。
新規参入事業者も発電所の設置などコストがかかります。その分が上乗せされて各社とも電気料金が高くなってしまうんですね。

従来の電気料金プランをそのまま使用するようにすれば新プランへの切り替えは不要ですが、これからプランを変えようとするには、新しくできたプランの中から選択しなくてはなりません。

電力自由化の影響〜電気供給の安定〜

これまでは、各電力会社とも大規模な発電施設(火力や原子力)などで安定して電気を供給していましたが、新規参入した事業者は、そこまで大きな発電設備を作れるわけではありません。そうなると、「電気が足りなくて停電したりするんじゃないの?」という声も聞こえてきそうです。
しかし、ご安心ください。もちろんそういった事態にもしっかり対応できるような体制になっていました。

万が一、新規参入事業者の発電設備に何かがあっても、既存の電力会社がカバーし安定して電気を供給するという義務があるそうなんですね。なので、安心して自分に合った電気事業者を選択できるわけです。

電力自由化の影響〜これからの電気〜

これまで記してきた内容だとあまり良い影響はないのでは?と思ったりもしますが、もちろん悪い面ばかりではありません。
電力自由化によって受けられる良い面もご紹介します。

まず、電力自由化と言われるだけあって好きな電気事業者を選べる点ですね。地元に電気事業者があったら、地元事業者のほうが安心という方であれば地元電気事業者から電気を買えますし、原子力や火力など環境に影響のある発電はイヤッ!という方であれば、太陽光や風力等のみで発電する電気事業者を選択することもできるのです。

また、料金プランも豊富に出てきています。価格は高いけどその分ガス代や携帯代とのセットで割引!や毎月の電気料金にポイントが付きますよ!など付加価値を付けた新たなサービスも続々発表されています。

このように、消費者側に選択できる幅が大きく広がったことが最大のメリットでなないでしょうか。

これからはこのように電気事業者に合わせて選択するだけではなく、ライフスタイルに合ったエネルギーシステム・料金プランを選択し、電気をもっと賢く使えるようにならなければなりません。

そこで注目されているのが最新型太陽光発電システムです。第一段階グリットパリティも達成したと言われる現在、従来通りに電気を買うよりも太陽光発電システムで「創った」ほうが安くなると言われています。そうした中、電気を自宅で「創る」「使う」「貯める」ことができる最新型太陽光発電システムであれば、電気料金等の負担を減らし、さらに万が一の非常時時に備えることもできるのです。

これからの電力の新時代は、いかに電気を賢く使っていくかで出費も減らすことができるのではないかと考えます。

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