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モジュール出力保証で10年後も安心

2016/05/06

  • 画像:タグ保証・点検

  • 画像:タグ太陽光発電システム

太陽光発電は、10年、20年に渡って使用するシステムです。はじめに高額な費用がかかるため、導入後の発電量や機器の故障に対して不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、太陽光発電の保証のうち、発電量に大きく関わるモジュール出力保証についてみていきたいと思います。

モジュール出力保証とは

太陽光発電システムの保証には、機器保証とモジュール出力保証があります。

機器保証とは、対象となる機器に製造上の不具合や故障、破損等が見つかった場合にメーカーが保証するものです。一方のモジュール出力保証は、太陽光モジュールの出力性能を一定期間に渡って保証するサービスです。

もしも、保証されている発電性能が何らかの原因で規定値を下回った場合には、メーカー側の責任として無償でモジュールの修理、交換が行われます。

モジュール出力保証の基準値

モジュール出力保証の具体的な保証条件や期間は、各メーカーによって異なります。

一般的には、カタログに記載されているモジュールの公称出力(※1)の90%(※2)を出力の下限とすることが多いようです。そして「出力下限値の90%までを10年保証します」という保証内容であれば、公称出力(※1)のさらに90%が「保証の基準値」となります。

保証の基準値 = 公称出力(JIS 8918に示された出力下限値(公称最大出力の90%))の90%(※2)

つまり、0.9×0.9=0.81を公称最大出力値にかけて出た値が「保証の基準値」となる訳です。

最大出力値が100Wの太陽光モジュールの場合だと、100×0.81=81Wが「保証の基準値」であり、これ以上の出力低下がみられると、保証の対象となります。

※1:JIS 8918に示された出力下限値(公称最大出力の90%)。

※2:90%は一例であり、メーカーにより異なります。

発電量や売電のデータを記録しておこう

ただし、モジュール出力保証を受けるのは、それ程簡単なことではありません。

何故なら、保証を受けるには、自宅の太陽光モジュールが出力低下していることを証明する必要があるからです。太陽光発電は、その日の天気に左右されるため、機能が低下して発電量が減っているのか、天候のせいなのか明確にしづらい部分があります。

普段から発電量のデータを記録したり、売電の明細を保管したりして、日常的に発電量を細かくチェックしておきましょう。いざ、「モジュール出力保証を受けたい」とメーカーに連絡する時にも、日頃のデータを提示すると説得力があり、話もスムーズに進むはずです。

まとめ

太陽光発電は、初期費用は高額ですが、光熱費の削減や売電収入により10~15年程で元が取れると言われています。もともと、お客様の不安を取り除くために導入されたモジュール出力保証。できるだけ早く初期投資を回収するためにも、モジュール出力の低下にいち早く気づくように心がけ、異常のある際にはしっかり保証を受けられるようにしましょう。

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