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野立て太陽光発電のメリットとは

2016/07/30

  • 画像:タグ太陽光発電に関わる制度

  • 画像:タグ産業用太陽光発電

太陽光発電というと、住宅の屋根に設置するイメージをお持ちの方が多いかもしれません。しかし、最近では使用していない農地や遊休地に野立てで太陽光発電を導入するケースも増えています。今回は、土地活用としても注目されている野立て太陽光発電のメリットについてみていきましょう。

野立て太陽光発電とは

野立て太陽光発電とは、屋根ではなく地面に架台を作って太陽光パネルを設置する方法を言います。
野立て太陽光発電を導入するには、広い土地が必要になりますが、日本には現在、若者の農業離れなどから、耕作放棄地や遊休地が増加しています。その土地を有効活用しようと、近年、野立て太陽光発電が注目を集めているのです。

野立て太陽光発電のメリット

野立て太陽光発電は、屋根のように限られたスペースではなく、遊休地などの広い土地にソーラーパネルを設置していくため、10kW以上のシステムの設置を見込むことができます。そのため、全量買取制度が適用され、発電された電力の全てを20年間に渡って、全て買い取ってもらえるので、住宅用太陽光発電と比べて売電収入の面で大きなメリットがあります。

初期コストは、条件によっても異なりますが、50kW未満の低圧連系の場合、おおよそ1,300~1,600万円程度と考えておくとよいでしょう。それでは、ここでこの初期コストをどの程度の期間で回収できるかシミュレーションしてみたいと思います。

野立て太陽光発電の収支シミュレーション(2016年現在の目安)

システム設置費用 1,400万円(連系工事負担金、土地の購入・整地、フェンスの設置等の費用を除く)
売電価格 24円(税別)+ 税 → 25.92円(税込)
システム容量 49.92kW
年間発電量 67,823kW
1年間の収益 1,757,973円 = 67,823kW(年間発電量) ×  25.92円(売電単価)
利回り 約12% = 1,757,973円(1年間の収益) ÷  14,000,000円(購入価格)
回収期間 7.96年 = 14,000,000円 ÷  1,757,973円
シミュレーション条件 ・260w×192枚、南向き、設置角30度
・連系工事負担金、土地の購入・整地、フェンスの設置等の費用を除く
このシミュレーションは一例のため、設置条件や気象条件などにより異なります。

このように、発電システムや設置条件、日照条件などにもよりますが、約7~8年で初期費用を回収できると算出されます。

初期投資に対して利回り12%程度は確保できると予測され、初期費用回収後は、一年に170~180万円程度、売電収入が収益として入ってくるようになるため、投資として決して悪い条件ではないのではないでしょうか。

売電単価は年々低下傾向にありますが、導入費用も同じように下がっていますので、利回りについても、今のところ大きな変化はなさそうです。

ただし、太陽光発電は、50kW未満であれば低圧連系として設置可能ですが、50kW以上の高圧連系になると様々な制約が出てきます。キュービクルという設備が必要になるほか電気主任技術者の選任や電力会社との接続協議など様々な条件も不可欠になります。そうなると、1kW当たりの設備費用も高くなるため、個人で野立て太陽光発電を導入する際には、50kW未満での設置となるケースが多いようです。

土地活用のために、野立て太陽光発電を導入する際には、できるだけ初期コストを抑えて、なるべく大きな利益が得られるようにしたいですね。

まとめ

太陽光発電は、自宅の屋根に設置する以外に野立てという方法があります。活用していない土地をお持ちの方は、沢山の太陽光パネルを設置できて、多くの売電収入を得られる野立て太陽光発電を取り入れ、土地を有効活用してみてみてはいかがでしょう。

また、投資目的として新たに土地を購入してから太陽光発電を導入する方も多く、下落傾向にある売電単価の影響もあり、条件の良いうちに設置しようとますます注目を集めています。野立て太陽光にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

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